社長ブログ

タワーマンションは免震工法と制震工法どっちがいい?

今日はタワーマンションについてお話し致します。

最近のタワーマンションには制震工法で建てられている建物と免震工法で建てられている建物があります。

昔の高層の建物にはこういったものがないものもあります。

一般的には免震工法の方が揺れに関しては大きな地震が来た時に揺れにくいと言う利点があります。

建物の下にローラーみたいな物がついているようなイメージです。

もちろん実際にローラーがついているわけではありませんが
地震の時に揺れを抑えてくれるわけです。

よく免震の場合には建物の足元が動きますから元の位置に戻るのか等という点が気になる部分ではあります。

メーカーは、ほぼ元の位置に戻ると言っていますが
ほぼと言う表現を使っている部分は気になります。

ほぼとはどれぐらいの許容範囲を示しているのかです。

ただ免震や制震工法のおかげで大きなガラスの開口等が取れるようにもなってきたのはメリットでもあります。

メンテナンスは震度5以上の地震などが起きれが点検やメンテナンスが必要と言われています。

制震と言う考え方は地震のエネルギーを建物が吸収して抑えてくれるようなイメージですから免震のように建物の足元が動くわけではありません。

こういったものがない高層の建物の場合には40階建てぐらいであれば数メートルも揺れると言われていますから、高層階に住んでいる人は本当に怖い思いをするのかもしれません。

当然低層階よりも高層階の方が揺れは大きくなりますから恐ろしいですね。

そういった揺れを抑える工法として免震や制震の工法が最近のタワーマンションではとり入れられています。

本当に大きな地震が来た時に確かに揺れを抑える効果としては免震でしょうが、その後のメンテナンスや元の位置にもし戻らなかった等、気になる点はありますね。

ただ将来のメンテナンスで考えればおそらく免震の方がコストがかかるでしょうから、マンションを買った人は20年30年経った時には修繕積立金などや管理費がかなり高くなっている可能性がありますので修繕積立金や管理費などの将来の金額がどれぐらい上がるかも聞いてみるといいでしょう。

どのマンションもこういった費用は当初は低く設定されていますので注意が必要ですね。

住宅ローン以外の部分にも費用がかかりますので
マンションの場合には駐車場などもプラスでかかってきます。

こういった予算を含め、マンションか一戸建てか選択していくことが後々後悔のない家づくり、家選びとなります。

参考にしてください。