公園&お散歩に出かけるときのマナー
保健所などに持ち込まれる犬に関するクレームの代表的なものがウンチやオシッコの処理の問題です。愛犬のウンチやオシッコ、どうしていますか?ちょっとした配慮で、みんながもっと気持ちよく暮らせるようになります。
■ウンチは自宅に持ち帰りましょう■
以前は犬と一緒に遊ぶことができた公園でも、しばらくして行って見ると「犬を入れないでください」などという看板が立っていることがあります。
こんな公園は、もしかしたらウンチがたくさん落ちていて近所の人から苦情がたくさん寄せられたのかもしれません。
日本中の公園がこうやってどんどん犬と遊べない場所になっていってしまうとしたら、寂しいものです。
私たち飼い主に出来る事、それは自分の愛犬のウンチをしっかりと拾って帰ることです。
一番簡単なウンチの処理は、地面にウンチが落ちる前に紙や袋で受け止めて、自宅のトイレに流すことです。
それが難しいようならば、ウンチを拾うときに砂利やゴミを取り除き、トイレットペーパーで包んで、自宅のトイレに流すのが良いでしょう。
その時は、排管に傷をつけてしまわないように、不純物をしっかり取り除きましょう。
ウンチを拾ったときに地面に取り残しなどが無いように気をつけることも大切です。
ウンチが軟らかい時などは、道路などに残ってしまうかもしれません。
丹念に拭いてしまいましょう。犬を飼っていない人は、このウンチ跡が気になるという人もたくさんいるようです。
■オシッコにも配慮を■
オシッコのときは商店街や他の人の住居の前(玄関の前)などで、オシッコさせないように気をつけましょう。
本来は散歩に出る前に自宅のトイレで済ませて出かけられるようになるのが目標ですが、外でしかできないワンちゃんや、どうしてもしたくなってしまうワンちゃんなどのために、オシッコをさせても良い場所を見つけておくことも飼い主さんの大切な役割です。
犬種にもよりますが、犬は走っているときや座っているときはオシッコをしにくいもの。オシッコしても良いと思われる場所に着くまで、自宅から飼い主さんも一緒に走っていきましょう。
途中信号などでどうしても止まらなくてはならないようなら、その間は座らせておきます。
オシッコをして良い場所まで来たら「オシッコ、オシッコ」などと声をかけて促し、上手にできたら誉めてあげましょう。
このようにして毎回やらせていると習慣化して、何も言わなくてもオシッコの場所に行くまでは上手に我慢ができるようになります。
上手に我慢ができるようになっても、必ず毎回誉めてあげましょう。
コンクリートの道や電信柱などでしてしまった時は、エチケットとして水をかけておくか、消臭スプレーをかけておくのも良いでしょう。
1匹がしてしまい、次の犬もその上にかけたくなるのを防ぐのに役立ちます。