こわ~い熱中症には要注意!
人間は身体中に汗腺があり、汗をかくことで体温調節を行っていますが、わんちゃんの体には、ごく一部にしか汗腺がありません。
そのため、犬は総じて人間より暑さに弱い動物です。
熱中症は、少しでも処置が遅れてしまうと、わんちゃんの命を奪ってしまうこともある、怖い症状です。
だから熱中症は予防が第一!
少しでも日差しが強く感じる季節が来たら、十分に気を配ってあげましょう。
■熱中症を引き起こす主な原因■
①気温の上昇
②直射日光
③湿度の高さ
つまり、高温多湿の日本の夏は、わんちゃん達にとっては最悪の条件です。
また、①と②は比較的気づきやすいのですが、③は以外と忘れがち・・・。
たとえ曇っていて日差しが強くなくても、体感温度が高くなくても、「湿度が高くてジメジメねっとり」の梅雨時特有の環境は熱中症の原因になりやすいものです。
■予防方法■
■お散歩
*日差しの強い時間帯は避ける。
*わんちゃんは裸足です。地面の温度に注意。
特にアスファルトの照り返しは、地面に近い所を歩い
ているわんちゃんにはとっても辛いものです(>_<)
*こまめな水分補給と木陰での休憩を。
■お留守番
*わんちゃんの居場所に直射日光を当てない工夫を。
*風通しを良くする。
*いつでも水分補給できるようにしておく。
*クーラーをかける場合は、部屋の大きさに応じて高
めの温度に。冷やし過ぎには要注意。かえって、
少々の暑さでも参ってしまうようになってしまいます。
※万が一暑さでぐったりしてしまったり、熱中症になってしまったら、濡れたタオルなどで体を冷やし、とにかくすぐに
獣医さんに連れて行って下さい。
特に暑さに弱い犬は、老犬/子犬/鼻筋の短い犬
足の短い犬/黒い毛色の犬など