ペットとの暮らしにおける床暖房のメリットは?
寒さ厳しい季節となりました。
東京でも大雪警報が出たりと、今年は例年より寒いようですね。
こんな日に恋しくなるのが床暖房。
今回はペットとの暮らしにおける床暖房のメリット等をお話しさせて頂こうと思います。
【メリット】
①家事ややけどのリスクが低い
②人もペットの肌が乾燥しにくい
③いたずらの心配がない
電気式や温水式のどちらも、火を起こさない方法であり、配線も露出してないので安全性が高い床暖房。
エアコンやファンヒーターと違い、床暖房は温風送風もないので、室内空気や肌が乾燥したり、埃や抜け毛が舞ったりしにくいというメリットもあります。
【床暖房にはどんな種類があるの?】
床暖房には大きくわけて電気式と温水式があり、
電気式にはさらに3つの方法があります。
<電気式>電気で発熱するヒーターを床下に仕込みます。
-①蓄熱式:電気代が安くなる深夜の時間帯に電気を蓄えておき、
それを日中の時間帯に使用するというもの。
月々の電気代が抑えられる点が特徴です。
-②PTCヒーター式:お部屋の日当たりによって床の温度に偏りが
出ることがありますが、この方式は床面温度を自動で
感知して一定に保ち、効率よく暖めてくれる点が特徴。
-③電熱線ヒーター式:電熱線が張られたパネル状の
ヒーターを使用。簡単な構造になっており、
施工も他の方法と比べて簡単なため、初期費用が
抑えられることが特徴です。
<温水式> 床下に温水パネルを仕込む方法。
ガスや電気などによって温めた水を床下で循環させることに
よって床から室内を暖めるのがこの方式です。
温水が循環しているため、局所的に高温になったり、冷たく
なったりすることがないのが特徴です。
【ペットの暮らしにおける床暖房の注意点は?】
※床暖房の特性を理解することが大切※
電気式の床暖房の場合、同じ箇所に触れ続けていると、熱く感じやすく
低温やけどの心配があったり、逆に電気線の結合部分にあたる箇所が
温まらず部分的に冷たく感じたりするといった温度のムラがでやすいことが
デメリットとして挙げられます。
※ポイント※「涼める場所を残しておこう」
愛犬・愛猫は
・服を脱ぎ着する
・暖房器具のスイッチを切る
というような体温調節ができず、人間とは平熱の体温も暑さ寒さの感じ方も
異なります。愛犬・愛猫は自分の居場所を移動することで快適さを保つので
暑さを感じた際に体温を冷やせる場所も用意してあげましょう。