こんにちは
設計の井上です。
本日も恒例になりつつある?!「書籍」紹介をいたします。
「なぜ新耐震住宅は倒れたか」発行は日経BP社、
過去の日経ホームビルダーという
建築専門の雑誌の耐震に関する記事を抜粋している本です。
2016年4月に発生した熊本地震で新耐震基準の建物が多数倒壊し、
なかでも耐震等級2の長期優良住宅が倒壊しました。
それは「なぜ」だったのでしょうか?
結論から言いますと、大きくは2つ
- 柱と耐力壁の直下率の低さ
- 壁量計算だったので、接合部の強度不足、梁の断面寸法不足
専門用語がいっぱいで見るだけで嫌になりますね、、、
もっと簡単に言いますと
- 1階と2階の壁の位置が合ってなかった
- 建物の強度の計算を簡単なやり方でやっていた
という感じです。
それでも長期優良住宅の認定がもらえて、耐震等級2と認定されるんですね。
他にも新耐震基準の建物が倒壊したであろう理由が書いてありましたので、
ご興味ある方は本書を読むか?
または、私に聞いてみてください。
それでは、また。