ecoおそうじ術〜その④クエン酸
第4回まできましたecoおそうじ術。
前回(前回ブログはこちら)は重曹のお話でしたが、
今回からはクエン酸の登場です。
クエン酸はその名のとおり、梅干しや柑橘類の「酸っぱさ」のもとである
「酸」です。調理用のお酢のような独特の臭いはしないので、
お掃除には大変使いやすい洗剤です。
クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れや臭いに強く、
シンクなどの水廻りに発生する水垢や石鹸カス、トイレのアンモニア臭などにも
効果的です。
電気ポットの底にできる白い水垢もきれいさっぱり落とせます!
ただ、酸が強いので残しておくと素材を傷める可能性があります。
使い終わったらしっかり洗い流すように注意してください。
では始めます☆
#基本的な使い方
重曹のような研磨作用がなく水に溶けやすいクエン酸は、
主に水に溶かした状態でおそうじに使います。
クエン酸の粉末を1%程度の濃度に溶かして、クエン酸水をスプレーすれば、
シンクや洗面台の水廻りの水垢掃除んい効果的です。
#クエン酸水の作り方
水200mlに対し、クエン酸小さじ1/2を溶かします。
水によく溶けるのでボトルでの保管も可能ですが、
2~3ヶ月を目安に使い切ることをお勧めします。
クエン酸Q&A
Q.使っては行けない場所は?
→A.大理石の主成分は炭酸カルシウムなので酸で溶かしてしまいます。
また、鉄は錆びやすくなりますのでご注意ください。
Q.使うときの注意点は?
→A.塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対にNGです。
また、目に入ると強く痛みますのですぐに洗い流してください。
Q.お酢とクエン酸の違いは?
→A.クエン酸はお酢と違って刺激臭がしません。
ただし、両方とも拭き残すとベタつきや錆びの原因になるので、
使用後はしっかり水拭きする必要があります。
では次回は「クエン酸実践編」です。
これまでのecoおそうじ術はこちらから♪
その①入門編→コチラ
その②基本編→コチラ
その③さらに使える重曹とその効果→コチラ
shimaoka