外壁仕上げについてのこだわり
サイデイングの場合
長所 | 工期が早くコスト的には幅広く選択できる。 柄の種類が多い為、選択の範囲も広い。 |
短所 | メンテナンス上、塗膜もよいものを選べば20~30年の耐候性のある商品もある。 ただしコーキング劣化による目地切れはおきる。(※一部では、目地なしの商品もある) 個性を出しにくい。 将来のはりかえは、撤去も必要なのでコスト高。 塗替えは可能。ただし2色以上の色が使われた物は、同じ風合いを出すことは困難。 比較的短期でメーカーが廃盤にするので、5年も経てばほとんど残っていない為、突発的なメンテナンスに対応できない場合が多い。 (台風や地盤で、外壁が割れたりした場合等) |
タイルの場合
長所 | メンテナンスをすれば、汚れに対する洗浄及び、汚れ等に関しても、比較的目立ちにくい。また、耐候性等は、高い。 コーキング等の打ち替え、塗装できるものであれば将来、色を変えることにより、イメージを変えることができるが、多くの場合には、そういった建物の外観イメージを変えづらい。 |
短所 | 汚れ等が生じても、コストがかかるので、貼り替え等しづらい。 又、下地により、施工可能なタイルが限定される。 メンテナンスが必要な時期が来たときはコスト高。 初期コストとしても一般的にコスト高。 |
塗り壁等の塗装の場合
長所 | 塗り壁の場合様々なパターンがあり、風合いを楽しめる。 どういった素材とも合わせやすい。 吹き付けの場合は塗り壁に比べるとコスト安。 将来のメンテナンス時期には比較的コスト安。 将来、色などを容易に変えることができる。 |
短所 | 下地を考慮する必要あり。(クラックの問題) 下地により、高額になる場合あり。 窓まわりからの雨だれの汚れがで目立つ。 メンテナンス時期は、タイル等よりも一般的には短期で行う必要あり。 塗り壁の場合目地をなくしたいという人も多いが、目地は出てしまう。 |
自然素材等の塗り壁
長所 |
一部呼吸する外壁もあり、デザイン的にもシンプルだが、存在感がある。 塗装の塗り壁とは違った風合いがある。 長期に渡り、メンテナンスフリーの素材の外壁もある。 一部、汚れにくい材料もある。 |
短所 |
漆喰などのうすい材料の場合には、クラックが目立ちやすい。 一部、汚れやすい素材もある。カビなどが発生する場合あり。 |
ガルバリュウム鋼板の場合
長所 | 基本的にメンテナンスフリー(汚れ等は別)
非常に耐候性、耐久性に優れている。 意匠上もシンプルだが、個性的な印象を与える。 |
短所 | サッシまわりや、他部材の取り合う部分等の、雨仕舞等に注意する必要あり。 傷やヘコミ等がつきやすく補修がしづらい。 |
木張りの場合
長所 | 木の自然な風合いを楽しんだり、経年変化を楽しめる。断熱性がある。結露防止にも効果あり。 |
短所 | 定期的なメンテナンスが比較的短期だが、必要(中にはメンテナンスがほとんどいらないものあり)比較的コスト高。 アクやヤニが出るものもある。 |