MASUDA YOSHIMASA

屋根の形は何がいい?切妻屋根VS寄棟屋根VS片流れ屋根

こんばんは

建物のデザインを考えるときに屋根の形は重要ですね。

切妻屋根は最もスタンダードな屋根とも言えます。

デザインにこだわりたい方には単調になりやすいので他の屋根を選択された方が

良いですね。

ただメンテナンスなどにおいては最も良いのかもしれないですね。

 

屋根は重要と言いましたが

重要でない場合もあります。

 

おかしなことを言っているようですが

どういうことかと言うと

二階建てと三階建てでは全く違います。

 

二階建ての場合は屋根の形はめちゃくちゃ重要です。

 

屋根の形でおしゃれさが増したり普通の建物になったりします。

例えばハウスメーカーさんに多い寄棟と言う屋根は台風の時には切妻屋根に比べて壁も少なくなりますから

有利です。

 

ただ切妻屋根がダメという事ではなく

そういった壁の量も含めて構造の計算を行うので

全く問題ありません。

 

寄棟の場合おすすめなのは軒の出幅を大きくとることによって

建物がどっしりとした重厚感が増します。

ただし敷地の間口や奥行きなど

そこまでの軒の出幅を大きく出せない場合もありますから

そういった場合には検討が必要です。

 

スタイリッシュにしようと思えば片流れの屋根がおすすめです。

 

片流れにパラペットを立ち上げて正面からは屋根の形が見えないようにすることもできます。

そうするとキューブ状の四角のイメージの建物にすることもできます。

 

よくYouTubeなどで片流れは漏水しますなどと言っている動画を見ますが

片流れが切妻屋根などに比べて漏水リスクが高いと大げさに

言っているのを見ることがありますが

確かに多少そういった部分もありますが

そういった事も理解したうえでしっかりとした施工を行っているので問題ないですし

そういった事を強く主張している会社さんは施工事例も少ないでしょうし安全につくることの

ノウハウがないのかもしれないですね。

 

それよりは複雑な形の家にすることで屋根に谷と言う部分ができることがありますが

こういうった部分はできる限り造らない方が良いですね。

 

また3階建ての場合はあまり屋根の形は2階建てに比べると見えないので

気にしなくてもいいのかもしれないですね。

もちろんデザインにこだわりのある方は全体のデザインや高さの規制など含めて

設計士と相談してみてください。

3階建ての場合に寄棟の軒を出した場合はあまりおしゃれなイメージにはなりにくいですね。