MASUDA YOSHIMASA

ハウスメーカーの新工法や流行りの~工法は危険性を秘めている

こんにちは。

 

最近お客様の方から「ハウスメーカーの〇〇工法は良いんですか?」

等と聞かれることがあります。

基本的には悪くはないかもしれないが注意点があります。

 

それはハウスメーカーに限らずどんな工法も何十年と言う期間を経て

いろいろな問題点などを修正していくのです。

 

試験的な段階では問題なかったが実際に販売していくと

各エリアで日照条件や環境が違います。

 

いろいろな問題が生じることがありますが

日々改善されていきより良いものになっていくのですが

新しく出た工法などはそういった改善前の建物にあたる為新工法といううたい文句に

軽はずみに乗るのは良くないと思います。

 

また数年して新しい工法が出てきたときにいつも思う事ですが

前の工法何か問題あったのかな?

前の工法で建てた人はどう思ってるのかな?と疑問を感じます。

 

工法の実績が10年20年と経っていきいろいろなデータが積みあがってきます。

よく大手のハウスメーカー以外にも様々流行りの工法などが世の中には数多く存在しますが

私は絶対的におすすめしていません。

その理由はいくつかあります。

 

大手の工法の場合にはその大手のハウスメーカーがある程度保証してくれますが

中小の企業が~工法と出している物は10年20年経つと流行りが過ぎその工法で

建てる人が少なくなり結局開発元が無くなってしまい特殊な工法を売りにしていたわけですから

メンテナンスなどにおいて部材供給ができずに将来困ってしまう可能性を秘めているから

私は特殊な工法がおすすめしていません。

 

私の感覚的には一時的に流行っている工法も10年も経てば廃れてしまってるものばかりです。

後は開発元が問題が生じたときに真摯にその問題を受け止め改善に向けての開発を行うだけの

会社の耐力があればいいですがほとんどの会社が問題が起きたときに言う言葉があります。

それは「その施工会社が悪かったのです」と言う言葉です。

そんな会社ばかり見てきました。

 

今YouTubeなどで流行りの工法も大きな問題が起きていても

直視せず施工会社の責任にして終わりです。

実際にこういった工法を導入している会社何社かと話をしましたが

こんな工法を推奨しているのは他社と差別化して経営的に有利になることが第一で

建てる人の目線で提案している会社はほとんどありません。

 

通常の在来軸組工法であればメンテナンスもどの会社でもできますし

なんといっても一番は実績があります。

家は10年20年で建て替えするわけではないのでメンテナンス性を絶対に考えた家づくりを

しておくべきです。

 

新工法などのトークに惑わされないようにしてください。