MASUDA YOSHIMASA

今後の建築価格の高騰について

こんばんは。

さて万博も近づいてきていますがテナントが埋まらない等本当かどうかがわかりませんが

いろいろな情報が飛び交っています。

ネット世代の若い人が出向いていくのか?

いろいろな意見がありますがせっかくこの大阪で開催するので見には行きたいですね。

私が20代ぐらいの時に花博がありましたがあの時は職人不足などで

建築の価格が一時的に高騰しましたが

今回はあまり万博の影響で職人不足と言った雰囲気はないですね。

 

それよりも大きな商業施設でも計画が申請まで出しているのに

建築価格の高騰で申請取り下げなど計画が見直され計画自体がなくなっていますね。

確か2,700億の事業が数か月で900億ぐらい価格プラスされないと

工事が難しいという事でなくなったりしてました。

 

確かに住宅業界でも人件費価格の高騰はびっくりするものがあります。

働き方の改革によって労働時間が短縮された

影響も大きいですよね。

 

少し前なら1万円で雇えていた人がいたとしても

今は2倍近い費用でないと来てもらえないとか

よく耳にします。

 

最近よくご指摘を受けるのが

メンテナンスなどで私たちが見に行くのではなく

業者さんを手配しないと行けない場合に

例えば1時間現地に見に行くだけでも15,000円も請求されたり

作業1時間でも3~4万請求されたりで

お客様に納得していただけないケースもあります。

 

ただ現地確認の場合には状況がわからない場合

どれぐらい時間がかかるかわからないので

半日職人さんも時間を空けておいたりしますので

2~3,000円では動けないのは

ご理解いただきたいですね。

 

お客様とすると1時間だから2~3,000円ぐらいと思われがちですが

今は人が動くと1万円単位で費用がかかる時代になってきました。

人で不足の問題は今後悪化する傾向にあるのかもしれないですね。

大手のゼネコンも人材の確保が本当に大変みたいですね。

大手のハウスメーカーも下請けの工務店探しに必死になっている会社も

あります。

 

先日もある大手のハウスメーカーさんの見積もりを見ましたが

33坪の建物で6,000万を超える見積もりを見ましたが

恐ろしいですね。

もちろん建物だけです。

水回りメーカーも昔のように価格交渉にのってくれない傾向にありますね。

大手の数千棟もやっている住宅メーカーも価格に対して融通が利かないので

水回りメーカーを変えていたりしますね。

水回りメーカーも数千棟の売り上げを捨ててるわけですから

すごいですね。

 

労働環境は昔に比べるとはるかに良くはなっていますが

半面様々な問題が出てきています。

 

これからも建築価格の高騰は避けられないように思います。