2階建ての家のLDKを1階にとって後悔しかない理由とは?
今回のお話しは『間取り』です。
よく2階建ての場合には1階にLDK、2階に寝室や子供室を設ける方が多いですが、私はいつもこの当たり前に1階にLDKを造られたプランを指摘しています。
どんなことかと言えば視線と防犯性とストレス生活です。
例えば皆さんが好む南向きの土地をうまく購入したとします。
そうすると南側に大きな窓を取り明るいLDKを造りたくなりますよね。
しかし実際に住んでみると大阪のような場所では家の前には人がたくさん通ります。
そうしたときにせっかく南向きの土地を購入したのに南の窓はまず人の視線が気になり、カーテンを開けることができません。
そして窓を開けて風を入れることも防犯の観点から見ればすっと人が入ってこれる状況では窓も開けることができません。
特に奥様や子供さんだけで家にいるときには人が侵入してくるかもしれない恐怖もあり、結局窓を開けることができない窓になります。
そしてこういった状況になるとせっかく価格も高い南向きの土地を購入したのにカーテン閉めたままで開けることのできない窓ストレスになってしまいます。
思っていた暮らしと違うという気持ちになります。
それであれば2階にLDKを設置して人からの視線も気にせず気候の良い時には防犯上も気にせず窓を開けて風を入れることもできます。
そして水回りも2階に上げることができれば2階が生活のメインになり2階で洗濯して2階のバルコニーで洗濯物を干すという事もできます。
将来年を取った時の対策も1階2階の同じ場所に収納等を設置しておいてその場所にエレベーターを簡単に設置できるような対策を念のためにしておくことも可能なわけです。
このように将来の事も考えたプランも作ることができます。
2階建ての時のLDKの場所を冷静になって考えていただくと答えにたどりつくと思います。
是非参考にしてください。
私のYouTubeでも詳しく解説しておりますのでご覧ください。