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季節の健康管理 ~愛犬の健康診断~

やっと天候も安定してきましたが、暑さに弱いわんちゃんにとっては、快適に過ごせる期間はわずかです。
その貴重なこの季節に、家族の大切な一員・愛犬の健康を考えてみましょう。

 

健康診断を兼ねて1年に1回の血液検査

春はフィラリア予防を開始する季節。
フィラリア予防を始める前に血液検査をして、感染していないことを確認する獣医さんが多いと思います。

「昨年もしっかり予防したし、わざわざ血液検査なん
かしなくてもいいのに……」と思う飼い主さんも多いと思いますが……、

ちょっと待った!

犬を人の成長に当てはめると、最初の一年間で、大型犬なら12歳になり、小・中型犬は17歳になってしまいます。

2 年後にはそれぞれ19歳と24歳になり、その後も毎年大型犬が7歳ずつ、小・中型犬は4歳ずつ年齢を重ね、あっと言う間に人を追い越して行ってしまいます。
私達の大事な家族の一員である愛犬は、人より早く
老いていくのです。

そこでちょっと考えてみて下さい。

人はある程度年齢を重ねると、最低でも一年に一回は健康診断をして、自分達の健康管理をしています。

子供の頃だって、学校で集団検診があったりします。
そこでの検査結果が、病気の早期発見に役立ったり、お医者様と相談し、生活改善を行って病気を未然に防ぐことが出来たりしますよね。

さて、あなたの愛犬に対してはどうでしょうか?
健康だとついつい獣医さんから足は遠のき、ましてや予防や健康診断なんて、普段中々考えなかったりしますよね。でも、犬だって私達と変わりません。

春先のフィラリア予防について来る「血液検査」はまたとないチャンスです。この際、一年に一回ぐらいは、愛犬の健康診断を兼ねて、フィラリア検査以外の項目もプラスして検査してもらいましょう。

一般的な検査はもちろん、腎臓や肝機能の検査など、血液検査は様々
なことの判断材料になります。