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ボディータッチで愛犬を守ろう

「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」といいますよね。
あの長く暑かった夏が嘘のように、あっという間に日が暮れる今日この頃。

夕方のお散歩時間も少しづつ早まってきます。

そうなると今度は、暗くなってから過ごす時間が長~く感じられるものです。

そんな「秋の夜長」をゆっくり愛犬とスキンシップを取る時間にしてみてはいかがでしょうか?

 

コミュニケーション&リラクゼーション

愛犬の体をゆっくり撫でてあげたり、抱っこしたりするスキンシップは、

飼い主さんも愛犬も癒される大切なコミュニケーションになります。

最初のうちは、触ると嫌がる場所は無理に触らず、気持ち良さそうにする所だけ撫でてあげるのでも構いません。

少しずつ触られるのが苦手な場所をなくして行き、飼い主さんには体のどこを触られても大丈夫、むしろ気分が落ち着いて安心できるようにしていきましょう。

例えば災害などに遭ってしまった時などに、万が一愛犬が怪我をしたり、

恐怖や興奮でパニックになったりしてしまった時、飼い主さんが体にタッチすると落ち着いていられるようにしておくと、何かと安心ですよね。

また、どこでも飼い主さんが触れるようにしておけば、獣医さんに教わって、お薬を付けたり簡単な手当てをしたりすることが、出来ますよね。
病気や怪我の早期発見愛犬の体をどこでも触れるようになると、病気や怪我の初期の段階での発見が可能になります。しょっちゅう触っていると、いつもと違う感覚に気付きやすくなるからです。

硬い・柔らかい・異物が触れる・変色している・ごっそり毛が抜けた・脱毛している・湿疹の痕・痛がる・痒がるなどなど……。

様々な反応に、いつもと違うものを感じたら、獣医さんに相談に行けますね。

重大な病気の前兆かもしれない変化や怪我の小さな痕跡を見逃さなければ、早期に、軽症で、治療が始められる可能性があります。

 

愛犬は人間のように口に出して、「ちょっと足が変」とか「ちょっとお腹が痛いかも……」とか「熱っぽいんだけど」なんて訴えてきません。

普段から、せっせと飼い主さんがボディタッチを繰り返し、愛犬が発する様々なシグナルを受け止めてあげられるようにしておきましょう。